株式会社カザーナ

株式会社カザーナ | 大阪市中央区のブランディングデザインカンパニー

Life is Beautiful〜人生は美しい〜

Life is Beautiful〜人生は美しい〜

今、カザーナのレトロな扉を開けると、華やかな香りが、部屋中に広がっている。株式会社ボーテさまの10周年記念式典で冊子を作った私にまでご準備いただいた花束である。

ホワイトニングサロンを5店舗展開、研修事業と歯科関連のときめく商品を物販されている株式会社ボーテさま。10周年を迎えられるにあたりザ・リッツ・カールトン大阪で開催される創立10周年記念式典で配布される冊子を作成させていただきました。制作過程〜当日を迎えるまでに感じたことなどをレポートいたします。

興味と不安と、好きと

きっかけは、ボーテさまの初期メンバーである歯科衛生士の高松さんからのお声がけだった。彼女とは7、8年の付き合いになる。「ボーテが10周年になるんだけど冊子作りたいんです。代表にプレゼンしてもらえませんか?」と。

ボーテさまの代表の柏野 紗耶加さんは、業界では有名人。歯科衛生士がホワイトニングサロンを開業するという偉業を成し遂げた方。
正直この時点では、それくらいの「周りから与えられた知識」程度。
とてつもない人脈をお持ちなので私でいいのかな?という不安半分と彼女の周りの人々の良い変化を見てきた私は、その人に会ってみたいという興味半分でスタートした。

しらべた調べた。
出身地を調べ、掲載記事を読み漁り、歯科関係者しか見られないサイトに歯科関係者になりすまし登録。
ストーカー並みに調べた。
実はこれって、仕事をするにあたり、割と重要なターン。

このあたりで、不安より興味がぐんと上回り、お会いし、プレゼンさせていただいた。

興味が、好きになる瞬間。
そんなきっかけで、今回の10周年の冊子制作がスタートした。

Life is Beautiful〜人生は美しい〜

次の20周年に向けてのテーマは、Life is Beautiful 〜人生は美しい〜

冊子の目的は、過去を振り返るためではなく、未来へつなげるためのものであること。
将来ボーテの仲間になるまだ見ぬメンバーへのメッセージとなること。
そして今まで支えてくださった方々へ、ボーテの未来を見ていただくことで感謝を伝えるということ。

その軸をぶらさず、予算内で最高のものをつくる。
ボーテさまの未来を一緒に創るこの感覚、ワクワクしちゃうのです。
 

インタビュー開始 〜カザーナスタイル〜

インタビューは、私が信用しているライターさんに入っていただき、私は横で聞いているスタイル。
これって、実はカザーナスタイル。
「ゆっくりできる〜まかせた〜」というわけではなく、言葉以外の何かをキャッチするために、
ビンビンにアンテナ立ててるのです。そこを感じ取れるかどうかを、カザーナはとても大切にしている。
だから、インタビューの前日は、絶対飲まない!

話が苦手な方もいれば、伝え方がわからない人もいる。
まだ意識の上に、感情が出てこない人もいる。
だからこそ、そっと言葉の行間に五感を研ぎ澄ませる。
で、ちょいちょいおかしなところで口を挟んで、ライターさんを困らせる。

ま、ボーテのみなさまは、心配なし。しゃべるしゃべる!(笑)
それは、仕事をする中で考え、悩み想いを意識化、言語化する訓練を日々されているからできること。

そして想像するのです。彼女たちの5年、10年後を。ああ、たのし〜。

もうこの時点で、私の関わりは外部委託のアートディレクターではなくなっちゃってるんですよね〜。

『なにくそ根性×素直さ』最強説

20歳の時に8年後に起業すると決めた柏野代表。それを実現させ、たくさんの仲間を巻き込み、そこから10年。
彼女と話をしている中で「なにくそ根性と素直さ」は最強だと感じた。

自分では選べない環境もある、今持ってる力では抗えない時もある。
でも負けず嫌いの「なにくそ根性」と「あきらめや被害者意識」を掛け合わせるのと、「素直さ」を掛け合わせるのでは
本当に結果は変わってくると彼女を通して確信した。

素直であること。これは年齢を問わず本当に大切にしたいと強く自分に言い聞かせた。

想い、愛情、感謝、根こそぎ受け取った!

社内メンバーに話をうかがい、社外の研修先の方々の映像などを見せていただき、未来への想い、社会への想い、双方向の愛情、溢れる感謝が
ビシバシと伝わってくる。これを受け取れるところにいて良かったと少し自分を褒めたりして。(自分好きだからてへへ)

それを形にして、キラキラを添えて10周年当日へ。

魂への着火 〜大好きだぁぁぁ〜

2023年10月5日、10周年記念式典当日。平日にも関わらずザ・リッツ・カールトン大阪に300人近くのご来賓者が全国から集まっている。
司会の中村氏もおっしゃってたのですが、これは魂へ火をつけた日。

ボーテメンバー、ひとり一人の魂に、そして列席した私を含めた来賓者に。

私は仕事を受ける上で、商品や人が「好き」をスタートラインとしている。
今回は、出口で「大好きだぁぁぁ〜」と叫ぶことのできる仕事をさせていただき、本当に感謝いたします!

最後に
ボーテさんから総括ディレクターを務めてくださった田口伸明氏。田口さんがいてくれたおかげでゴールできました。
ありがとうございました。

平日にも関わらず約300人ものボーテファンが集まった

平日にも関わらず約300人ものボーテファンが集まった

Life is Beautiful〜人生はもっともっと、まだまだ美しい〜

Life is Beautiful〜人生はもっともっと、まだまだ美しい〜

writer:キタジマ

writer:キタジマ

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