株式会社カザーナ | 大阪市中央区のブランディングデザインカンパニー
お客様は南船場にあるオーダースーツ専門店「テイラーブルー」様。この地にお店を構え2周年ということで、近隣のお客様にもっと認知して欲しいというご依頼。以前にポスティングされたこともあるらしく、その時は1組ご来店されたということでした。今回は数字目標もしっかり見据えた上で、制作にとりかかりました。
わたしだって、帰宅してポストに入ってるチラシ見ないで捨てちゃいますもの。デザイン会社としては捨てられないデザインはもちろんですが、次につなげる一手も必要。web・システム制作会社さまと協働してランディングページを作り、コロナ禍も相まってチラシから二次元コードで予約ページに飛ばして予約制に。これによって今後の顧客管理につなげ、どの層に響いてどの層に今後広告展開していくべきかの分析をできるようにいたしました。
そして、1回ではなく必ず2回以上配布すること。私のような「ちょっと気になるけどすぐ忘れちゃう」層の脳に思い出させ、背中を押すためには2回目のポスティングはとても重要なのです。
コロナ禍でリモートでの仕事も増え、スーツ離れというワードがやたらと目に付く。でもね、でもね！それは時流ではあっても絶対の正論じゃないのです。スーツを必要とする人はいなくならないのです。こんなときだからこそ、スーツを作っておきたいと思えるかどうか。ここはカザーナの力の見せどころ。テイラーブルー様のダンディーで上品なイメージを崩さずにカザーナお得意の「クスリッ」を放り込む。コロナ禍あるあるで共感を！ひと手間の仕掛けを！
イラストレーターが根をあげるギリギリまで追い込んじゃったけど。
ポスティングの日から胃が痛い日が続くわけです。デザイナーは。ポスティング広告は効果がでないとやっぱり意味がない。カザーナが入ってるビルも配布エリアだったので、もしポスティングされて捨てられてたら、「もう1回拾って、ポストに入れたんねん」くらいの気合で！
結果、順調にお客様が来てくださっているとのこと。目標人数に達したと聞き、やっと胸をなでおろしました（やっと眠れる…）。その後第二弾をぶっこみ、予定になかった第三弾までご依頼いただき、2021年のご依頼もいただきました。まだまだ緊張は続きますがそれもデザイナーの醍醐味です。ダンディースーツ男子増やしてくよ〜！
writer：キタジマ
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